TOEIC

2005年1月25日
日曜日にTOEICを受験してきました。

僕は高校時代に英語コースに在籍していたとは思えないほど英語ができないのですが、英語が嫌いではなくむしろなんとかして英語の力を上げたい、そのためには試験等の目標を作らなくてはもう絶対に勉強しないであろうという考えのもと、年に最低一回はなんらかの試験を受けるように心がけています。

TOEICとはTest of English for International Communication の略ですが、最近は就職・転職や昇進・昇級の条件に挙げる企業が数多く現れ、履歴書に書けるどころかあっという間に英検の知名度をを上回ってしまった感があります。僕の点数ではまだちょっと恥ずかしくて履歴書には書けないかなあ。ちなみに恥ずかしい履歴書といえば、高校受験で志望校に調査書を出すとき、担任の先生が「この紙にお前が持っている資格を全部書いてこい」と言ってきたので、渡された紙に「実用数学検定3級、ECCジュニアコース終了、イトマンスイミングクラブ2級、日本将棋連盟・将棋アマ初段推薦状、東北書道会毛硬筆2段、英検4級、剣道2級」と書いて提出したら即座に書き直しを命じられました。仕方がないのでECCとイトマンを消して並び順を変え、きれいな字で書いて提出したら受け取ってくれました。いったい何がいけなかったんだろう、未だにわからない。

脱線してしまいましたが、そんなわけでTOIECを受験してきました。僕がこの試験を受けたのは例に漏れず最近のことで、もう一般的にも知名度がずいぶん上がっていたときのことです。ところがうちの父は、僕が初めて英検を受けた中学の時にはすでにTOIECが将来的に有用な資格になると目をつけ、しきりに受験するように促していました。僕の父は常に先のことを考える人で「これからはこれが必要になる」とか「これは、これからこうなっていくと思う」とかしょっちゅう言っているんですが、TOEICに関してもわが父ながらずいぶんいい線ついてたと思います。感服。

残り一年、最後の学生生活が始まりました。卒業までに英語力だけは絶対に上げておきたいと考えています。どんな職業についても日本国内だけで力を発揮できるのと、海外に行っても専門スキルを生かせるのとでは人生における選択肢の幅が絶対的に違うと思うから。「学校で習ったことしかできない」という買い手市場に依存する存在にはなりたくありません。自分から自分をセールスしていける、それも日本国内という枠を超えて挑戦していける人になりたいと思います。海外で出会った人の中には、日本国内での流れに乗るのを良しとせず、自ら外に飛び出してきていた人も数多くいたのですが、本当に自信に満ち溢れていて自由な魅力を感じました。「自由」と言う言葉も日常よく耳にするわりにイメージが漠然とした言葉ですが、何をもって「自由」な存在なのかというなら僕にとってはこんなイメージが強い気がします。好きな場所へ行くために、もっともっと楽しくするために、自分がそれを切り開いていくために必要な力。尾崎豊先生の言うところの「自由」と重なるかどうかはともかく、英語は僕にとってでっかいような気がします。

まあ、あとは単純に海外の本や作品なんかを英語でちゃんと感じたいっていうのがあります。やっぱり生の作品って翻訳とはぜんぜん違うので、もっともっと楽しみを増やすためにもやっぱり英語は僕にとって不可欠な勉強です。というわけで、今日もリスニングをかねてXTCのCDを聴いて寝ようと思います。アルバム「Oranges&Lemons」はもう歴史的名盤です。中でもこれ「THE MAYOR OF SIMPLETON」直訳すると「大バカ者の長」。もうこれを聴いたら勉強なんかやってられなくなるくらいの最高傑作です。今晩はリピートで聴いてしまいそう。明日は果たして勉強になるのかしら。なんて、いきなり本末転倒な予感ですが気にせずヘッドホンで大音量を叩き込みつつふとんに入ります。う〜ん、やっぱり勉強はあとまわしかなあ♪

GOOD DREAM, GOOD NIGHT.

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