時には野獣のように

2005年6月22日
僕は、まあ色んな理由で意識して定期的に食べている物があります。例えば納豆、ヨーグルト、牛乳、梅干、昆布、果物なんかがそれにあたって、僕は自宅に住んでいるので基本的に食事は母親が用意したものを食べているんだけど、上記の食品に関しては家になければ自分でスーパーに行って買い足しておきます。

で、上に挙げたのは定期的に食べている物の中でも、正確に言えばほぼ日常的に食べている物で、その他に月に一度、あるいはもうちょっと間隔が空いたりすることもあるんだけど、とりあえず自分が食いたい食いたくないに関わらず、とにかく定期的に食べようと心がけているものがあります。それは、何を隠そう「ステーキ」だったりします。

ステーキを定期的に食べるようにしています。なので、多分よっぽどステーキ好きの日本人か、あるいはアメリカ人でなければ僕の年間ステーキ消費量は絶対人より多いはずです。もちろん、毎回お店に行って食べるほど裕福ではないので、やっぱりスーパーに行って特売になってるやつとかを中心に買ってきています。味付けは塩と胡椒のみ。一緒に焼いたアスパラなんかと一緒にもうがんがん焼いてかぶりつくようにたいらげる。それだけです。基本的にお肉は好きなのであんまり食べたくない時はないんですが、気分が滅入ってて「今日はあっさりした物がいいかな…」なんて時でも、最近食ってないことに気がついたらとりあえずステーキです。がんがん焼いて、片っ端から食べていきます。傍から見たらかなり異様な光景な気もしますが…

で、理由なんだけど、僕がステーキを食べ続ける理由は、上にも書いたとおりステーキの味が好きだからというのもあるんですが、一番の理由は「自分の中の野生を取り戻すため」だったりします。

さあ、いったい何人が上の行を読んでページを閉じたでしょう。まあ、別に誰がなんと言おうといいんですが、本当に上記の趣旨にしたがって食べてるんだからしかたありません。でも、じゃあ「自分の中の野生を取り戻すため」っつーのは一体全体どういうことかっていうのを書かないと読んだ人が引きっぱなしで終わってしまいそうなので書きますが、これはそもそも元横綱の若乃花が現役時代にやっていたといわれることで、彼は闘争心をキープするために日々トレーニングに取り組むと同時に意識的に肉を食べていたんだそうです。もっとも彼の場合は肉は肉でも「生肉」だったそうで、聞くところによれば生肉のほうが効果があるんだそうですが、さすがに僕はそこまではまねできませんでした。量もきっと若乃花が食べていた量とは全然違うんだろうけど、僕もそんな理由から肉を食べるようにしているわけです。

実際、若乃花だけじゃなくって他の格闘家やスポーツ選手の中には意識的に肉を食べる人がいるんだそうです。もちろん筋肉を作るという意味もありますが、それ以上にメンタルな意味での変化を期待して食べている人も多いらしくやっぱりそれなりの効果はあるみたいですよ。

「…お前、普通に文系じゃんか」という声も聞こえてきそうですが、僕が求めているのは別に他人に対する攻撃性とかのアグレッシブさではなくて、常に気合の入った生活を送るための活力がほしい、といった意味でのアグレッシブさなわけです。

ちょっと前、すんごい疲れているときに移動の電車の中でスケジュール帳を開いたら愕然としたことがありました。「今週こんなに予定入ってるんだ…」って。普段なにげなく過ごしていても、まあ僕も25歳としてそれなりに色々やったりしていると、気がつかない内に予定がすごく密になっていることが多々あります。そんな時でもだいたい好きなことだったり気合が充実していれば「こんなにいっぱい予定入っちゃったよ。がんばんなきゃなあ♪」って感じになるんですが、疲れてたり気合がなくなった瞬間に、とんでもなく重たい荷物をしょってる気になったりします。別にいつも気合が入ってるのだけがいいとは思いませんが、やっぱり継続した努力や仕事をするためには気合やアグレッシブさってのは大切なんですよね。

そんなわけで、今週もステーキ週間ということで4枚ほど買ってきました。火曜日の夜勤明けに朝から食べたので明日あたりもう一枚焼いて食べようと思っています。まあ、でもこの年でいつでも温厚でほんわかなんてのもヤじゃないですか。時には野獣のように、とまではいかなくても「いや〜若い頃はステーキ食いまくってたなあ」なんていうアグレッシブさで20代後半を駆け抜けたいと思っています。

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