フィッシュマンズ

2005年10月6日
最近リピートで聴いているのがフィッシュマンズです。実はフィッシュマンズって名前は7年位前から知ってたんだけど、バンドネームの第一印象からあんまり聴く気になれなくてそのままでいたんだけど(フィッシュマンズを勧めてくれた友達からCDを数枚借りたもののやっぱり聴く気になれず、聴かずに返したという。しかも適当なウソ感想付きで。某ご友人さま、本当にすいませんでした)最近なにげなく借りて聴いてみたらすかっりはまってしまいました。すごいですね、このバンドは。

今日も移動中合わせて3時間くらいかけっぱなしで聴いてしまいました。このバンドは、中心になってるのはレゲエサウンドなんだけど、そこに圧倒的な浮遊感、宇宙感をあわせもっているバンドです。そんなにセールス的に成功したわけではなく、知る人ぞ知るバンドって感じなんですが、現代という時代が持つ寂しさや愉しさといった情景描写に関しては群を抜いていますね。日本が誇る情景描写アーティストといえば山崎まさよし先生を挙げることができますが、このバンドも山崎まさよしにある意味負けてないんじゃないかなあ。というか、やや病的、倒錯的雰囲気の勢いで言えばフィッシュマンズに旗が上がるかもしれません。そんぐらいすごいです。秋になってちょっとセンチを感じてる人とか聴いてみたらはまると思うよ。ますますセンチになれると思います。もうこの秋は仕事も勉強も手につかないくらい脱力させてくれると思います(ダメじゃん)。

ちなみに、フィッシュマンズを聴いてると、僕はなぜか目の前に下北沢の風景が広がってくる気がしてるんだけど、どうもフィッシュマンズも下北沢を中心に活躍したバンドだったらしい。やっぱりあの下北沢という町は、そういう愉しさや寂しさなんかが詰まってる町なのかな。また、下北沢で単館映画館のシネマでも見たいな。久しぶりに行ってみようかな。フィッシュマンズ聴きながら。

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