プレーオフ

ロッテの優勝は31年ぶりなんだってね。ということは前回の阪神より長かったんだ。確かに、自分が生まれてからロッテが優勝したのを見たことなかったね。つーか、僕ももう20年以上野球を見続けてることになるんだ。これはこれですごいな。よくもまあ飽きないもんだ。

今回もプレーオフは見ごたえがあったね。個人的な意見を言えば、一期・総当り制の今のペナントでプレーオフをやるのはちょっとおかしい気がしてるんだけど（仮に西武が優勝してたら、シーズン勝率5割に届かなかった負け越しチームがリーグ制覇ってことになっちゃうんでしょ？さすがに僕がダイエーファンだったら黙っちゃいなかったと思うが）確かにこの五試合は見ごたえがあった。

ちなみに、ここ数年、パリーグを中心として試合のあり方を含めたファンサービスに関しての議論が盛り上がってきてるけど、この傾向はすごくいいことだと思う。

サッカーやバレーボール、卓球、マラソンと次々と他のスポーツが独自の魅力を打ち立てていった中で、プロ野球は間違いなく胡坐をかいてたと思う。ファンサービスイベントもない、試合時間はだらだら長い（高校野球であれだけきびきび動いていた選手がこんなにも緩慢になってしまうのかと思うほど）、契約更改は球団側の一方的要求が通ってしまうし（余談だけど、例年契約更改の時にテロップの頭につく‘推定’○○円ってのも、もうやめたほうがいいんじゃないかな。巨人にいたころの松井なんかはきっぱり「○○円です！」って言ってたけど‘推定’をつける意味がわかんない）、ドラフトもねえ…選手にまったく選択権がなかったのはやっぱりおかしかったんじゃないかな。頭ごなしに「プロ野球選手にしてやるんだから甘んじて受けろ！」みたいな姿勢が見える気がしてたしね。

そんな中で、ファンサービスを第一に掲げたロッテが優勝したのはすごく嬉しい。戦いぶりも見てておもしろかったしね。相撲とか落語とかもそうなんだけど、なんでも伝統とか歴史に胡坐をかかないで、常に時事意識をもって変えるところ変えないところとちゃんと考えて日々進歩する姿勢が大切なんじゃないかな。なんでもおごりったり、胡坐かいたりってのはだめなんでしょうね。

そんな訳で、日本シリーズは阪神対ロッテに決定。マリーンスタジアム行っちゃおうかしら。いや〜、楽しみだ！