佐藤容

2006年1月9日
佐藤容
仙台で産まれたばっかの赤ちゃんが誘拐された事件は無事解決したみたいだね。よかったよかった。

生後11日の新生児を誘拐して金を要求するという犯行自体決して許せないことなんだけど、なんかこの事件めちゃくちゃだよね。事の次第が明らかになればなるほど、あきれるというか、なんというか、何かがおかしい気がする。

主犯と思われる誘拐を実行した男の共謀者が、その男の奥さんで20歳も年下のフィリピン国籍女性って時点で「あーあ」って感じなんだけど、しかも、さらなる共謀者として、その男の前妻との間にできた娘の夫が関わっているという。
…一体どんな家族なんだろうか。

男には数千万の借金があったらしいけど、病院に送った脅迫文には「身代金6150万」って書いてあったんだとか。なんか、せっぱ詰まってます感がぷんぷんする数字だよね。きり良く7000万とかにしときゃいいのに。ってそういう問題でもないか。別に犯人の借金の内容も、彼のライフストーリーにもワイドショー的な興味はないですが、なんか、ほんと嫌な気持ちだけが残るニュースでした。無事に解決したからって、やっぱ許しちゃいかんよな、誘拐は。

ちなみに、この男の娘、苗字が「佐藤」らしくて、ニュースでテロップに「佐藤容疑者」って出るんだけど、なんか反応してしまうんだよね、「佐藤容」に。昔、部活の顧問に「ようすけ」の漢字をどう書くのかと聞かれて、思わず「容疑者の容です」って答えたら、もっとマシな説明を考えとけって注意されたことあったけど(今ではちゃんと「内容」の容って説明してます)まあ、「佐藤」は、また全国で一番多い苗字に返り咲いたくらいありふれてる苗字なので、すなわち悪いことする人もそれなりに出てくるわけなんだけど、テレビなんかで「佐藤容疑者」って出ると、なんとなくドキッとしてしまう。もしも、自分がテレビか新聞に載るとしたら、できればいいニュースとして出たいもんです。別に出なくてもいいんですが、少なくとも父から頂いたありがたい名前が「容疑者」とかぶって報道されるのだけはご免被りたいところでありますね。はい。

ちなみに、この事件のおかしいところといえば、この犯人の似顔絵として公開された絵。あれ、誰が描いたんだか知らないけど、あれはあれですごい絵だよね(笑)。あれで、犯人が見つかったらけっこうびっくりするかも。しかも、顔写真の横に描いてあるのは、多分犯人の全身図なんだろうけど、なんか昔の学生みたいで全然50代男性のイメージが浮かんでこない。夏目漱石の「三四郎」の挿絵で見た気が…なんて、よかったですね。解決して。ほんと、それが何よりです。

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